案件に応募したいけど、提案文の書き方がわからないよ
提案文の内容次第で、採用率は大きく変わってきます。
しかし応募したことのない初心者ライターは、どう書けばいいのかよくわからないですよね。
そこで今回は、完全初心者からスタートして月60万円稼げるようになった僕の経験をもとに、採用される提案文の書き方を解説していきます。
例文も記載しているので、この記事を読み終えたら真似しながら作成してみてくださいね。
クライアントが採用したくなる提案文を作成して、採用率を上げていきましょう!
・提案文を書くときのポイント
・提案文を書くときに注意すべきこと
・提案文の書き方
提案文を書くときのポイント5つ
まずは提案文を書くときのポイントを見ていきましょう。
ポイントは5つ。
- 募集内容を細かくチェックする
- 質問に答える
- 簡潔に書く
- クライアント目線で考える
- 自分を採用するメリットを伝える
募集内容を細かくチェックする
募集内容は最後まで読むようにしましょう。
理由は2つ。
- 契約後の条件不一致を防ぐため
- クライアントが求める人物像がわかるから
募集内容を隅々まで読まなかったことで、契約後に条件が一致していなかったことが判明するケースがあります。
そうなればお互いにとって時間のムダになってしまいますよね。
また、募集内容を丁寧に読むことで、クライアントが求める人物像がわかるようになります。
つまり提案文に書くべき内容がわかるようになります。
クライアントのニーズに合わせて自分をアピールできると、初心者ライターにも興味を持ってくれますよ。
質問に答える
案件の中には「応募時に下記質問に回答してください」といった提案文に入れてほしい内容が含まれている場合があります。
しかしこの質問に回答せず応募してくる人が意外と多いんですよね。
そんな人が採用されることはありません。
クライアントにとって最も知りたい部分なので、質問にはかならず答えるようにしましょう。
簡潔に書く
クライアントは1日に何十件もの応募文を読む必要があります。
正直、ダラダラと書かれている文章は読むだけで疲れてしまいます。
できるだけ簡潔に、読みやすい提案文を心がけていきましょう。
僕が採用の仕事をしているとき、1日に平均60件の提案文を見ています
クライアント目線で考える
どんな仕事においても共通して言えることですが、なにかするときは常に相手の目線に立って行動しましょう。
「自分がクライアントの立場なら、どんな人を採用するかな」と提案文を作成する前に考えてみてください。
すると、書くべき内容が見えてくるはずですよ。
記事を書くときは読者目線で書くようにしよう
自分を採用するメリットを伝える
初心者ライターは実績がないので、実績以外でアピールしなくてはなりません。
そこで重要になってくるのが、自分を採用するメリットをいかにクライアントに伝えられるかです。
「自分の実体験が読者の悩みを解決できる」など、ほかのライターと差別化できる点を提案文に盛り込んでいきましょう。
自分が経験したことのある分野は採用率が高いですよ!
提案文を書くときに注意すべきこと5つ
次に提案文を書く上で注意すべきことを解説していきます。
ポイントは5つ。
- ムダなことは書かない
- 誤字脱字をしない
- 初心者アピールをしない
- テンプレを使い回さない
- 話を盛らない
ムダなことは書かない
案件に関係のない内容は提案文に書かないようにしましょう。
英語学習の記事を募集している案件で、簿記3級の資格をアピールしても意味がありません
上記のように記事と全く関係のない資格にもかかわらず、自分をアピールするためになんでも書いてしまう人が意外と多いんですよね。
必要な情報が埋もれてしまうので、ムダなことは書かないようにしましょう。
誤字脱字をしない
提案文で誤字脱字をする人は、ほとんどの確率で採用されません。
理由は2つ。
- 執筆してもらう記事でも誤字脱字をする可能性が高い
- 最終チェックをおこたる人だと判断される
多くの場合、契約後に執筆する記事は、提案文よりも文字数が多いはずです。
少ない文字数で誤字脱字をする人は、文字数が増えるほど誤字脱字も増えます。
また、本気で採用されたいなら最後まで手を抜かず確認するはずですよね。
「提案文での誤字脱字したら不採用」
このくらいの気持ちを持って提出前にチェックしましょう。
初心者アピールをしない
ついつい提案文に書いてしまうのが「初心者ですが〇〇」といった初心者アピール。
僕も駆け出しのとき書いていました…
初心者であることをわざわざ相手に伝える必要はありません。
むしろクライアントからしたら「初心者だからミスをしても許してね」と言われているように感じてしまいます。
仕事をする以上、自信を持って提案文を作成していきましょう。
ライター歴を質問された場合は、正直に伝えてくださいね
テンプレを使い回さない
初心者ライターの中には、どんな募集内容であろうと同じ文章で応募しようとする人がいます。
「案件を受注できないから、とにかく応募する量を増やそう」と考える人がやりがちなミスですね。
多くの案件に応募する考えは正しいですが、テンプレを使い回しても不採用の数が増えるだけです。
クライアントのニーズに合わせて、提案文を考えていきましょう。
クライアントは「この文章はテンプレだな」とすぐに気付きます
話を盛らない
採用されたいがために、話を盛るのはやめましょう。
- ライター歴
- 作業可能時間
- 納品可能記事数
仮に採用されたとしても、今後困ることになるのは自分です。
クライアントとの信用問題にかかわってくるので、話を盛ったり、嘘の内容を記載するのは避けてくださいね。
提案文の書き方
それでは次に提案文の書き方を例文を使って解説していきます。
書くべき内容は下記の通り。
- 挨拶
- 募集内容の確認
- 質問への回答
- 採用するメリット
- 実績
- 作業・連絡可能時間
- 締めの言葉
挨拶
まずは簡単に自己紹介をしていきましょう。
〇〇様
初めまして。〇〇と申します。
〇〇様の募集内容「(案件名)を読ませていただき、応募いたしました。
質問への回答
募集内容に必須回答の質問があれば、自己アピールの前に書いておきましょう。
以下、必須回答の項目になります。
ライター歴:◯ヶ月
得意ジャンル:〇〇
作業可能時間:週◯時間
募集内容の確認
次に募集内容が自分の認識しているものと合っているか確認しましょう。
今回の募集内容「(案件名)」では、
・〇〇(ターゲット)に対して〇〇を解説する
こちらが執筆内容だと認識しております。
採用するメリット
募集内容を確認したら、自分を採用するメリットを相手に伝えていきましょう。
私は〇〇の経験があり、読者と同じ悩みを持っておりました。
(悩みに対してどのように解決して、どういった結果を出せたのか具体的な内容を書く)
以上のような経験から、読者の悩みに沿った記事の作成が可能でございます。
「読者と同じ目線に立てる」「読者の悩みを自分の経験をもとに解決できる」この2つをアピールしよう!
伝える内容に対して、より信憑性を高められる場合は、「採用するメリット」の次に「経歴」を記載するのがおすすめ。
実績
初心者ライターだと掲載できる記事があまりないかもしれませんが、実績ができたらすぐ載せるようにしましょう。
執筆実績は下記になります。
タイトル:
記事URL:
成果 :「〇〇(検索キーワード)」で〇位を獲得
「成果」の部分が書けなくても実績は載せるようにしましょう。
掲載できる記事が増えてきたら、5記事ほど選抜してアピールしてくださいね。
同じジャンルの記事を掲載できると、発注者からの評価はさらにアップします。
納品スピードを求めるクライアントの場合、各記事どれくらいの時間がかかったのか書いておくといいですよ!
作業時間・納品可能記事数
次に作業時間と納品可能記事数を書いていきます。
作業時間:週〇時間
納品可能記事数:週〇本(〇文字の場合)
納品可能記事数に関しては、継続案件の場合だけ記載しましょう。
また、副業ライターの人は返信できる時間帯も記載しておくといいですよ!
締めの言葉
最後に締めの言葉を書いていきます。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
今回の記事に満足いただけたら、ぜひ長期的にお付き合いしていただけると幸いです。
読者の悩みを解決できる有益な記事を作成いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。
単発案件であれば、2文目は不要です。
最後まで気を抜かず丁寧に書こう!
採用したくなる提案文を書けるようになろう
提案文の書き方で採用率は変わってきます。
クライアントのニーズに合った自分の強みをどんどんアピールしてくださいね。
今回紹介した例文にあてはめていけば、簡潔でわかりやすい提案文が作成できますよ。
クライアントが採用したくなる提案文を書いて、稼げるライターに成長していきましょう!
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