悪質なクライアントって存在するの?どうやったら見抜けるの?
残念ですが、どこにでもWebライターを騙すような悪質なクライアントは存在します。
実際に僕もクライアントに騙されて、辛い経験をしたことがあるんですよね。
そこで今回は、みなさんが痛い目に遭わないよう、悪質なクライアントの見抜き方を紹介します。
引っかかってしまったときの対処法もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
・僕が出会った悪質なクライアント
・悪質なクライアントの見分け方
・悪質なクライアントに引っかかったときの対処法
僕が出会った悪質なクライアント
まずは、どれほど最低なクライアントがいるのか、僕の経験談を紹介しますね。
僕が経験したのは以下の3つ。
- 契約外の作業依頼
- 記事提出後に音信不通
- 理不尽な修正依頼
契約外の作業依頼
クラウドソーシングサイトでは、自分ができそうな案件に応募し、採用されたら募集内容に記載されていた仕事をこなしていきます。
しかし僕が出会ったクライアントは、契約後に記載のない作業まで依頼をしてきました。
募集内容に書かれていた作業内容と、実際に依頼された作業内容の違いはこんな感じ。
募集内容 | 実際の依頼内容 | |
作業内容 | 記事作成(Googleドキュメント)のみ | 画像選定・記事作成・WordPress入稿 |
契約外の作業依頼だったので、追加の報酬をお願いしましたが「支払えない」の一点張り。
僕も当時は始めたばかりでどういった対応をすべきかわからず、最終的に追加報酬なしで作業をしました。
WordPress入稿の経験がなかった僕にとって非常に大変な案件でした。
記事提出後に音信不通
クラウドワークスやランサーズにおいて、報酬が支払われるまでの流れはざっくり以下の通り。
- ライターが記事を提出
- クライアントがチェックし、修正箇所があればライターに再提出依頼
- ライターが指摘箇所を修正し再提出
- 問題なければ、報酬支払い
指摘された内容をもとに修正をして、問題がなければ報酬が支払われるはずなのですが、記事を再提出してから返信がこなくなりました。
仮払いされているので、事務局に相談すれば対応できたはずですが、なにも知らない当時の僕は自分から契約の途中辞退を選択。
執筆にかけた時間がすべてムダになりました。
同じ状況の人は、かならずクラウドソーシングサイト側に相談しましょう
理不尽な作業依頼
契約をしてから1週間以上経過したとき、クライアントから突然連絡がきました。
「今執筆してもらっている記事は不要になったので、今から違うジャンルの記事を執筆してください」
衝撃的すぎて、言葉も出ませんでした。
もちろん報酬は最初に契約したときの記事分だけ。
すぐに契約を辞退しました。
契約を途中辞退すると、クライアントから低評価をつけられる可能性が高いため、あまりおすすめしません
悪質なクライアントと一緒に仕事をすると、時間をムダにしますし、精神的にも辛いものがあります。
「悪質なクライアントを見抜けるか」この点がどれだけ重要かわかってもらえたでしょうか。
悪質なクライアントの特徴
それでは次に、悪質なクライアントの特徴を紹介します。
これから紹介するポイントを意識して案件探しをするだけで、高確率でリスク回避ができますよ。
特徴は5つ。
- ライターからの評価が低い
- プロジェクト完了率が低い
- 本人確認を提出していない
- 応募内容が曖昧
- プロフィール画像がない
ライターからの評価が低い
契約した案件が終了すると、お互いに評価をつけます。
この評価が低いクライアントには注意が必要。
なぜなら、なにも問題なく作業が進めば、低い評価をつけられることはまずないから。
僕は評価が4未満のクライアントには応募しないようにしていました。
プロジェクト完了率が低い
プロジェクト完了率も応募前にチェックが必要です。
プロジェクト完了率:プロジェクト形式の契約(進行中を除く)のうち、契約を途中終了せずに完了した契約の割合
完了率が低いクライアントは、ライターに対してひどい扱いをしている場合があります。
「10記事書いて5,000円」のような、まとまった記事を書かないと報酬が発生しない案件に応募するときは、特に注意して見るようにしましょう。
そういった仕事を募集するクライアントの中には、数記事提出させた上で、理不尽な修正依頼を何度もして途中辞退させようとしてくる人もいます。
本人確認を提出していない
クラウドワークスやランサーズでは、免許証やパスポートといった身分証を提出して本人確認をする項目が任意であります。
もし本人確認が完了しているクライアントであれば、運営側に身元を明かしているので悪さができません。
そのため、ライター側からすると安心感がありますよね。
信頼できるクライアントを見つけたいなら、本人確認をしているかかならず確認しておきましょう。
Webライター側も本人確認はしておいたほうがいいですよ!
応募内容が曖昧
案件の中には、どんな仕事をするのか募集内容だけで判断できないものがあります。
このような場合「契約してみたら、思っていた仕事内容と違った」といったケースがあります。
応募する前に、下記のポイントをチェックしてくださいね。
- 執筆ジャンル
- 文字単価
- 文字数
- 記事数
- 作業内容
- 締め日
疑問点は契約前に解決しておこう
プロフィールの画像がない
僕の経験上、プロフィール画像がないクライアントと良好な関係を築けたことはありません。
個人で募集をかけている方は本人写真、法人の場合は会社のロゴを使っているケースが多いですね。
写真のないクライアントは避けたほうが無難です。
Webライターもプロフィール画像を設定しておいたほうがいいですよ。
悪質なクライアントに引っかかってしまったときの対処法
これまで紹介してきた特徴を頭に入れて案件を探せば、悪質なクライアントに引っかかる確率を格段に減らせます。
しかし100%回避できるわけではありません。
そこで次は、万が一、悪質なクライアントに引っかかってしまった場合の対処法を解説していきます。
対処法は3つあります。
- 事務局に相談する
- 契約を打ち切る
- 他のワーカーに相談する
事務局に相談する
クラウドワークスやランサーズ内でなにかトラブルがあったときは、事務局に相談しましょう。
相談内容によっては対応してもらえる場合があります。
困ったときに助けてもらえるのがクラウドソーシングサイトの良い所なので、自分で解決できないことは事務局に動いてもらってくださいね。
契約を途中辞退する
あまりにもひどいクライアントだったら、理由を相手に伝えて契約を途中辞退しましょう。
低評価をつけられる可能性もありますが、それを恐れてダラダラと続けていても時間のムダです。
文字数の少ない案件をこなせば、低くなってしまった評価を効率的に復活できるので、1~2件であればそこまで心配する必要はありませんよ。
何回も低評価がついてしまうと、評価を戻すのは非常に大変なので気を付けてください
他のワーカーに相談する
疑問点やどう対応すべきかわからないときは、各クラウドソーシングサービス上にある相談所に質問するのがおすすめ。
今悩んでいることは誰かしら経験していると思うので、きっと答えを教えてもらえますよ。
過去に誰かが同じ相談をしている可能性もあるので、質問する前にチェックしておくといいかも!
悪質なクライアントを見抜けるようになろう
Webライターにとって時間の確保は重要です。
悪質なクライアントと一緒に仕事をしてしまうと、ムダにする時間が増えてしまいます。
今回紹介した悪質なクライアントの特徴を参考にしていただき、自分でリスク回避できるようになってくださいね。
収入アップにおいて、信頼関係を築けるクライアントを見つけることも大切なポイントの1つ。
案件を慎重に選んで、素敵なクライアントを見つけていきましょう。
コメント