案件に応募したいけど、提案文の書き方がわからないよ
提案文の内容次第で、採用率は大きく変わってきます。
しかし応募したことがまだないWebライターは、どう書けばいいのかよくわからないですよね。
そこで今回は、完全初心者からスタートして月60万円稼げるようになった僕の経験をもとに、採用される提案文の書き方を例文を用いながら解説ます。
具体的な書き方もお伝えしているので、参考にしながらぜひ作成してみてくださいね。
クライアントが採用したくなる提案文を作成して、採用率を上げていきましょう!
・提案文の書き方
・提案文を書くときのポイント
・提案文を書くときに注意すべきこと
提案文の書き方
それでは次に提案文の書き方を例文を使って解説していきます。
- 挨拶
- 募集内容の確認
- 質問への回答
- 採用するメリット
- 実績
- 作業・連絡可能時間
- 締めの言葉
挨拶
まずは簡単に自己紹介をしていきましょう。
クライアントによっては募集を複数出している場合があるので、どの案件に応募しているのか明記してあげると親切です。
挨拶のパートで軽く自分をアピールしておくと、クライアントが続きを読みたくなりますよ。
〇〇様
初めまして。〇〇と申します。
〇〇様の募集内容「(案件名)」を読ませていただき、〇〇の経験を記事に活かせると考え応募いたしました。
質問への回答
募集内容に必須回答の内容があれば、最優先で記載しましょう。
質問に対する回答しか読んでいない人もいるくらいだからね!
以下、必須回答の項目になります。
ライター歴:◯ヶ月
得意ジャンル:〇〇
作業可能時間:週◯時間
例文のように、文章ではなく箇条書きで説明するとシンプルで見やすくなりますよ。
募集内容の確認
次に募集している内容について、誰をターゲットにどんな内容を記事にするのか、理解していることを伝えましょう。
ここでの内容が、自分をアピールするときに重要なポイントになります。
今回の募集内容「(案件名)」では、
・〇〇(ターゲット)に対して〇〇を解説する
こちらが執筆内容だと認識しております。
採用するメリット
募集内容を確認したら、自分を採用するメリットを相手に伝えていきましょう。
メリットを書くときは「今回募集している記事を自分なら書ける」ということがわかる内容にすることを意識してくださいね。
私は〇〇の経験があり、読者と同じ悩みを持っておりました。
(悩みに対してどのように解決して、どういった結果を出せたのか具体的な内容を書く)
以上のような経験から、読者の悩みに沿った記事の作成が可能でございます。
- 読者と同じ目線に立てる
- 読者の悩みを自分の経験をもとに解決できる
この2点をアピールしていきましょう
採用するメリットについて、より信憑性を高められる場合は、「採用するメリット」の次に「経歴」を記載するのがおすすめ。
実績
初心者ライターだと掲載できる記事があまりないかもしれませんが、実績ができたらすぐ載せるようにしましょう。
執筆実績は下記になります。
タイトル:
記事URL:
成果 :「〇〇(検索キーワード)」で〇位を獲得
「成果」の部分が書けなくても実績は載せるようにしてくださいね。
掲載できる記事が増えてきたら、5記事ほど選抜してアピールしてください。
同じジャンルの記事を掲載できると、発注者からの評価はさらにアップします。
納品スピードを求めるクライアントの場合、各記事どれくらいの時間がかかったのか書いておくといいですよ
実績がない人はWordPressブログを開設することで「WordPressブログ運営スキル」「執筆実績」をアピールできるのでおすすめですよ。
作業時間・納品可能記事数
次に作業時間と納品可能記事数です。
【稼働可能時間】
平日:〇~〇時間(稼働時間帯:9:00~17:00)
休日:〇~〇時間(稼働時間帯:9:00~12:00)
【執筆可能本数】
〇文字の場合:週〇本
こちら目安となりますので、ご要望ありましたら柔軟に対応いたします。
執筆可能本数については、募集内容に書かれている文字数を目安に作成しましょう。
締めの言葉
最後は締めの言葉です。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
今回の記事に満足いただけたら、ぜひ長期的にお付き合いしていただけると幸いです。
読者の悩みを解決できる有益な記事を作成いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。
単発案件であれば、2文目は不要です。
最後まで気を抜かず丁寧に書こう!
提案文を書くときのポイント5つ
提案文を書くときは、次の5つのポイントを意識して書くようにしましょう。
- 募集内容を細かくチェックする
- 質問に答える
- 簡潔に書く
- クライアント目線で考える
- 自分を採用するメリットを伝える
1.募集内容を細かくチェックする
募集内容は最後まで読むようにしましょう。
理由は2つ。
- 契約後の条件不一致を防ぐため
- クライアントが求める人物像がわかるから
募集内容を隅々まで読まなかったことで、契約後に条件が一致していなかったことが判明するケースがあります。
そうなればお互いにとって時間の無駄になってしまいますよね。
また、募集内容を丁寧に読むことで、クライアントが求める人物像がわかるようになります。
つまり提案文に書くべき内容がわかるようになります。
クライアントのニーズに合わせて自分をアピールできると、クライアントは初心者ライターにも興味を持ってくれますよ。
2.質問に答える
案件の中には「応募するとき、下記質問に回答してください」といった提案文に入れてほしい内容が募集文に記載されているケースがあります。
必須回答なのに、回答せずに応募する人が意外と多いんだよね
厳しいことを言いますが、質問に回答しない応募者は絶対に採用されません。
クライアントにとって最も知りたい部分なので、質問には必ず答えるようにしましょう。
3.簡潔に書く
クライアントは1日に何十件もの応募文を読んでいます。
正直、ダラダラと書かれている文章は読むだけで疲れてしまいます。
できるだけ簡潔に、読みやすい提案文を心がけていきましょう。
僕が採用の仕事をしていたときは、1日に平均60件の提案文をチェックしていたよ
4.クライアント目線で考える
どんな仕事においても共通して言えることですが、常に相手の目線に立って行動しましょう。
「自分がクライアントの立場なら、どんな人を採用するかな」と提案文を作成する前に考えてみてください。
すると、書くべき内容が見えてくるはずですよ。
読者目線に立って記事を書くのと一緒だね
5.自分を採用するメリットを伝える
初心者ライターは実績がないので、実績以外でクライアントに自分をアピールしなくてはなりません。
そこで重要になってくるのが、自分を採用するメリットをクライアントにどれだけ伝えられるかです。
「自分の実体験が読者の悩みを解決できる」など、ほかのライターと差別化できる点を提案文に盛り込んでいきましょう。
自分が経験したことのある分野は採用率が高いよ!
提案文を書くときに注意すべきこと5つ
提案文をチェックしていると、よくWebライターがやってしまっているミスがあります。
当てはまる内容があれば、非常にもったいないことをしているので注意しましょう。
- 無駄なことは書かない
- 誤字脱字をしない
- 初心者アピールをしない
- テンプレを使い回さない
- 話を盛らない
1.無駄なことは書かない
案件に関係のない内容は、提案文に書かないようにしましょう。
上記のように記事と全く関係のない資格にもかかわらず、自分をアピールするためになんでも書いてしまう人が多いんですよね。
必要な情報が埋もれてしまうので、無駄なことは書かないようにしましょう。
2.誤字脱字をしない
提案文で誤字脱字をする人は採用されません。
- 執筆してもらう記事でも誤字脱字をする可能性が高い
- 最終チェックをおこたる人だと判断される
多くの場合、契約後に執筆する記事は、提案文よりも文字数が多いはずです。
少ない文字数で誤字脱字をする人は、文字数が増えるほど誤字脱字も増えます。
つまり採用後は今以上に誤字脱字をする人なんだと判断されます。
そもそも、本気で採用されたいなら最後まで手を抜かず確認するはずですよね。
「提案文での誤字脱字したら不採用」
このくらいの気持ちを持って、提出前にチェックしましょう。
3.初心者アピールをしない
提案文についつい書いてしまうのが「初心者ですが〇〇」といった初心者アピール。
僕もWebライターを始めたばかりのときに書いちゃったよ…
初心者であることをわざわざ相手に伝える必要はありません。
クライアントからしたら「初心者だからミスをしても許してね」と言われているように感じてしまいます。
仕事をする以上、自信を持って提案文を作成していきましょう。
ライター歴を質問された場合は、正直に伝えてくださいね
4.テンプレを使い回さない
初心者ライターの中には、テンプレを使って全て同じ文章で応募しようとする人がいます。
「案件を受注できないから、とにかく応募する量を増やそう」と考える人がやりがちなミスですね。
応募する数を増やすこと自体は間違いではないよ!
多くの案件に応募する考えは正しいですが、テンプレを使い回しても不採用の数が増えるだけです。
クライアントのニーズに合わせて、提案文を考えていきましょう。
クライアントは「この文章はテンプレだな」とすぐに気付くから注意してね
5.話を盛らない
採用されたいがために、話を盛るのはやめましょう。
- ライター歴
- 作業可能時間
- 納品可能記事数
仮に採用されたとしても、今後困ることになるのは自分です。
クライアントとの信用問題にかかわってくるので、話を盛ったり、嘘の内容を記載するのは避けてくださいね。
採用したくなる提案文を書けるようになろう
提案文の書き方で採用率は変わってきます。
クライアントのニーズに合った自分の強みをどんどんアピールしてくださいね。
今回紹介した例文にあてはめていけば、簡潔でわかりやすい提案文が作成できますよ。
クライアントが採用したくなる提案文を書いて、稼げるライターに成長していきましょう!